先日、友人たちとの飲み会の席で、かなり真剣に話し込んでしまいました。
受験勉強は必要か?議論です。
私は、ほとんど勉強をしないまま大学受験をくぐり抜けた息子の話をしたんです。
親としては誇らしい。
でもそうじゃない考え方の人もいる。
勉強自体は役に立たない。
でもあのほぼ公平な競争を、自律し、くぐりぬける経験は大切である。
との意見の友人もいました。
確かに、それには一理ある。
実際に、彼は、そうやってくぐり抜けた人が会社に長く残って有意義な仕事をしている。そうじゃない人もいるが圧倒的に少数。なのであの競争をくぐり抜けるのは一つの現われ。
確かにそうだよね。
でも私の意見は少し違う。
そういう面は認める。
でもそれでやってきた日本社会は行き詰まっていて、これだけ多様な社会になり、何十年も前と同じ採用基準でやっていくことはできない。もっと多様な基準で、多様な人材を採用することが大切。
彼の意見は、20年前までなら、主流。
今となっては少し古いと思う。
現実に、今の成績のいい高校生の多くは、医学部などに流れ込んでおり、働き方も多様で、受験が全てではなくなっている。
昔は、よくこういう思いを最後まで友人にぶつけて理解してもらおうと思ってたけど、今は違いを楽しめるようになっている。最後まで言わない。なるほど。そういう意見もあるんだ。
どちらかと言うと、そういう人がいるんだとびっくりしている。