幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

世界サブカルチャー史 欲望の系譜「アメリカ 闘争の60s」

このシリーズ、ほんといい。

今回は60s。

 

今回も映画を中心にやってます。

相変わらず玉木宏さんのナレーションが秀逸。

 

下記リンクの年表を見てもすごい激動の時代

www.nhk.jp

 

1961年 人種隔離に抗議する「フリーダムライド運動」ったときに、人種の断絶を扱った『ウエストサイド物語』公開、そして過去のある田舎娘の夢物語、『ティファニーで朝食を』公開

1962年 キューバ危機 の翌年、1963年 リベラル派のケネディ大統領暗殺、さらに翌年、その揺り戻しで、公民権法成立 人種差別を法の下に禁止され、核戦争のパロディ『博士の異常な愛情』公開

1965年 ベトナムで本格的な北爆開始、ワシントンで大規模な反戦デモがあった年に、複雑な世界情勢と真反対の単純な構図の映画『サウンド・オブ・ミュージック』大ヒット。

 

これを振り返るだけでも息苦しい。

 

主にとりあげられた3本の映画はどれも見てないのですが、たぶん見るのがしんどいから、見れないのだと思います。

1964年「博士の異常な愛情

1968年「猿の惑星

1969年「真夜中のカーボーイ

猿の惑星」は最後のオチを知らなかったので、見てもいいかな。

 

それよりも私が見て印象に残った映画は、番組では少ししか触れられなかったのですが、『卒業』(The Graduate)ですね。ダスティン・ホフマン

エロい映画だな。これが名作?って感じで見ましたが、最後の複雑な二人の表情が印象に残ります。

プラスティックのくだりは、意味わからなかったのですが、インタビューされてた二人ともに、大笑いしたとのことで、時代の違い。

 

こうやって振り返ってみると、私達がアメリカに憧れてしまうのは仕方ないことだな。と。

慣れ親しんでいるポップカルチャーのほとんどは、無邪気で若いアメリカのものがほとんど。音楽も映画もコーラも。

 

あの辛い60年代を乗り越えても、アホなアメリカはまったく変わってない。

 

さすがに、この歳になると、もうコーラは甘すぎて飲めない。あんな無邪気に、正義なんて言えない。

 

彼らや、私達がかつて考えてたよりも、世の中というものは少しだけ複雑なんだよね。

 

 

あと

何度も書きますが、これってサブカルじゃないよね。メインだと思う。

 

50sと70sの感想は下のリンク参照。

50s

yoshimor.hatenadiary.jp

70s

yoshimor.hatenadiary.jp