幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

言葉には確かな力がある。しかしその力は正しいものでなくてはならない。

年末年始にテレビ三昧だったのでいくつか取り上げます。

 

まずこれ。

 

再放送あります


世界のグぅ!話 ラクになるヒントが見つかれば幸いです。    

NHKEテレ
1月7日(土)
午前0:25~

 

www.nhk.jp

 

世界の寓話を元に芸人さんたちが語り合う番組です。

 

例えば、アリとキリギリス。

日本ではアリは堅実な日本人ぽい風に描かれています。原作のイソップ童話ギリシア)もほぼ同じです。

が、フランスではアリとセミ!で、セミは夏の間、歌を歌ってみんなを喜ばせていたおかげで、冬は困ってしまいアリに助けを求めたが、アリに拒否られる。という話になっていました。

これは、フランスの作者が宮廷に使えるアーティストだったため、エンターテイナーも悪くないという話に変えられたそうだ。

 

こんな風に、時の為政者によって、童話って書き換えられている。

というか、ドイツなんて、グリム童話で国を作ったようなものです。

yoshimor.hatenadiary.jp

 

物語って力を持っているだけに、使い方によってどうにでもなる。

と、ここで、思い出したことがあります。

年末に見たクロ現。

www.nhk.jp

新海誠監督は、今だからこそ物語にもできることがある。と語ってました。

一方で、震災被害者は、なぜ今これを上映するのか?と批判していました。

 

物語は力がある上に多様であり、どうにでも受け取れる。

本田健さんの立体話法はまさにそれ。

 

voicy.jp

 

村上春樹語録

言葉には確かな力がある。しかしその力は正しいものでなくてはならない。少なくとも公正なものでなくてはならない。言葉が一人歩きをしてしまってはならない。

 

適当に言葉を垂れ流しているものとしては背筋が伸びる。