幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

若者と交流のある40代以上は必読

昨日の続きです

yoshimor.hatenadiary.jp

 

今日はこの本の感想文です。

 

先生、どうか皆の前でほめないで下さい

 

現代の若者たちの特性を学べます。

若者と交流のある40代以上は必読だと思います。

 

先日、とある若者と話をしてたんです。

 

若「女の子、紹介してくださいよ。」

私「嫌だよ。自分でしろよ。お前だったら自分でいけるだろ。」

若「それができないんですよ。ふぇでらおさんの時代だったら俺だっていけますよ。でも今は周りの空気がそれをさせてくれないんですよ。」

私「??どゆこと?」

若「ふぇでらおさんでも解ってないんですよね。俺たちは常に周りに気を配っているんです。良くも悪くも目立つとだめなんですよ。目立つとハブられる。」

私「そんなのかんけーねーじゃん。自分は自分だろ。」

若「そんなことないんですよ。解ってないなー。」

 

全然、理解できなかったのですが、この本ですごく腹落ちしました。

 

日本の教育は、自主性を重んじる。なんて言いながら、先生の言うことを聞く子供が最もすばらしい。管理しやすい子。逆に教室をウロウロしちゃったり、ガタガタいわしたり、落ち着きのない子は強制される。いまだに軍隊式の行進練習しちゃったりする。揃わないと何度でも練習する。出来ない子はハブられる。

 

そうして管理しやすい集団が出来上がる。その中では決して目立ってはいけない。先生に褒められるなんて恐怖以外の何物でもない。好きな女の子の連絡先は聞きたいけど、それを誰かに見られるのは恐怖だから、絶対にできない。代わりにおっさんがやってくれたらサイコー。

 

だから

リーダーシップは驚くほど低い。劣等感が強い。言われたら、仕事や社会貢献はするけど、言われなかったらできない。というか、する意味がわからない。例題や、細かな指示があればできる。自分で問題を作ったり解決したりすることはしたことがない。

 

ある意味、不幸だな。そういう若者を大量生産してしまった大人たちの罪はでかい。