本当の友達になんかほとんどなれない。
というのは、私のポリシーです。この世の中には様々な考え方、意見があり、全く同じ考え方の人を見つけるのは、まず無理だと思います。
話せばわかる。という人もいますが、これだけ紛争が勃発している世の中では、ただの幻想だと思います。
だからこそ他人の意見に寛容にならなくてはと思うのです。
先日、仲間内でこの夏にBBQをしようという企画が持ち上がりました。
A君が
「空いてる日を教えて」
と発信。次に企画を考えていたB君が反応
「あそこで、こういうのやったら楽しそうだと思う。」
A君はそれに対して返信。
「却下で!」
これで喧嘩勃発。
B君は「それなら他のメンバーでします」
普通に考えればB君に何の落ち度もありません。A君の「却下で!」が何よりも悪い。親しき中にも礼儀が大切だという典型です。
後日、A君に「なぜあんなことを?」と聞くと、逆提案されて「気分を害した。」とのこと?
うーーん。意味がわかりません。
ここからは私の想像です。
A君は、自分が発起人になった場合は、完璧なBBQをやってみせると考えていたのだと思います。他のメンバーが企画したものには、いちいちケチをつけていました。満を持して提案したのに、逆提案されて、自分のプランを否定された気がしたのかな?
これはもしかしたらリーダーシップに関係あるかもしれません。
例えば、スティーブ・ジョブズなどは、基本的に人の意見を聞かない強烈な個性を持っていました。強力なリーダーシップを発揮して今の「アップル」を作り上げたのだと思います。利益、結果追求型ではこういうリーダーシップが必要なのでしょう。合議制では決断が遅くなりますし、安全策を取りがちなので革新的な製品は生まれません。
一方で、今回のこと。
A君はリーダーシップを発揮しようとしました。しかしただのBBQです。他のチームと競争しているわけでもありません。みんなで楽しく過ごすことが目標で、それ以上でも以下でもありません。そういう場合は合議制でいいんだと思います。
さてさて今年の夏はどうなることでしょうか。。。