幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

強すぎる部署問題が引き起こした別の問題 仕事を開拓しているフリ

先日、強すぎる部署問題のことを書きましたが、それに続いて起こる仕事の範囲問題です。

 

全く新しい仕事分野ができると、それまでの経緯からみて、自然とそれを担当する部署が決まることが多いのですが、その担当部署としては、新たな仕事なので、仕事が増えてしまいます。これがインセンティブとなって、新しい分野になかなか入っていけないことが起こります。

 

担当部署が決まらないときには、トップダウンで人員配置から対策まで練られていきますので、問題はありません。

 

今回は、有望な新規分野の担当部署が強面部署でした。

 

強面部署は「それは当方の管轄なので、当方で対応します。」と言いながら、ほとんど手を付けませんでした。おそらく仕事量が増えるのが嫌だったからだと思います。

 

で、

 

空気の読めない別部署が勝手にそれを担当し、どんどん売上を重ね、今では社の主力の一つになりました。

 

強面部署は当時、仕事を横取りされた。と怒り狂ってたのですが、あとの祭りです。この世界では売り上げたもの勝ちなのです。

 

強面部署は、今後、新しい分野に乗り出す時は、社内ルールを作ろうと言い始めました。正式に担当部署を会社で決めよう。横取りを防ごう。と言っているのです。

 

誰にとっても得はありません。やれるところがやればいいだけの話です。やりたくないのにイヤイヤやられても、せっかくの有望分野で遅れをとるだけだと思います。