幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

講演会をしてみて感じたこと 私は根っから指導者に不向きなのだ

先日、この秋の最も大きなイベントの一つ、講演会をしてきました。

 

もともと私は人前で話をするのが苦手です。自意識が強いせいで、変に緊張してしまい、声が上ずり、うまく話せなくなります。今回は知人に頼まれたので仕方なくすることになりました。

 

一目置いているライバルが参加していたので、少し緊張しましたが、少人数の会ということもあり、比較的リラックス、アットホームな雰囲気でした。

 

いつもなら私が一方的にパワポを出しながら説明していくことが多い(どの講演会でもそうですよね)のですが、その場の状況からとっさに判断し、私が一方的に話すのではなく、どちらかというと、私が司会者になり、参加者が自由に話せるほうがいいような気がしたので、部屋を明るくしたまま、パワポは参照程度として、会を進行させました。

 

念の為、一時間の資料を用意していたのですが、半分程度に収め、区切りごとに私が参加者を指名し発言を求めてみました。

 

この手の講演会では、部屋を暗くすると参加者の数名は居眠りをし始めることが多いのですが、今回は、部屋を明るくしてもらったこともあり、いつ指名されるかわからないという緊張感もあり、眠る人はいませんでした。

 

それよりも参加者の多くが、こちらが思っているよりも、たくさん話しをしてくれることに驚きました。みんな話したいのですね。

 

おかげで非常に充実した会になりました。おそらく参加者の誰よりも、私が一番勉強になり、一番楽しんでしまいました。

 

いつもの講演会なら、終わったあと、反省点ばかりが気になり、手応えも中途半端で、参加者が褒めてくれてもそのまま受け取れないことが多いのですが、今回に限っては、自分が一番楽しんだということもあり、充実感がありました。参加者も非常に喜んでいただきました。

 

とっさに思いついた変更だったのですが、予想以上にうまくいき、これからの講演会に活かせそうです。今まで嫌でしかたなかった講演会をしてみてもいいかなと思えるようになりました。

 

そして私は根っから指導者に不向きなのだと再認識しました。