幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

老人の働くモチベーションについて

私には会社の友人は少ないのですが、その中の一人がクリーンスタッフ(掃除係)のOさんです。

 

退職後、クリーンスタッフとして5年ほど我社を担当しているそうです。

 

人生経験が豊富で、しなやかな心の持ち主で、いつも楽しい話をされています。

 

そのOさんが、「私達年寄りは、みんな早く死なないといけない。」と言ってました。

 

クリーンスタッフの多くは年寄りで、すぐにサボりたがる。誰も真面目に仕事をしていない。と言うのです。

 

これにはびっくりしました。

 

というのは、年寄りの多くの人が、楽しく働いている人がいることを最近、聞いたところだったからです。

voicy.jp

 

ハルさんによると、時給1000円で、自宅の掃除をお願いしていて、その働きぶりに満足しているそうです。

 

これ似た話は、シルバー人材にお願いしてよかった。という話はよく聞きます。

 

ということで年寄りって働き者なんだな。という先入観がありました。

 

でもOさんが言うには、ひどいものらしいです。

 

確かにクリーンスタッフに対する苦情は多いようです。

 

なんでこんなに違うのでしょうか?

 

これは給料体系によるものかもしれません。

 

シルバー人材センターでは、自分の仕事がきちんと評価され、それに応じた給料(時給1000円)がもらえるので、モチベーションは高くなります。

 

一方、会社の掃除なんて、誰がどこをやったかは全くわかりません。なので評価されていない上に、おそらく時給700円くらいじゃないでしょうか。もしかしたらもっと安いかもしれません。

 

他の業界でも同じ状況かもしれませんね。

 

こういうのってシステムでなんとかならないのでしょうか。

タクシーがUBERLYFTでうまくいったように。(アメリカに限る)