先日、友人から質問を受けました。
「難聴はトレーニングで改善するのか?」
早速、知り合いの医師に聞いてきました。
難聴は耳の中の聴覚細胞(受信機)が死滅していくために起こる。
だから大きな音を聞き続けていた人は、聴覚細胞がストレスで多く死ぬので、早く難聴になりやすい。
でも死んでいく速さは個人差が強いので、大きな音を聞いている人がかならず難聴になるわけではない。
モスキート音が聞こえなくなるのは、細胞が死んでいるせい。高い音に反応する細胞から死んでいく。
だから難聴の人は高い音が聞こえない。若い女性の声が苦手。
一方で脳の聴覚部分(聴覚細胞で受信した音を処理する部位)は鍛えれば良くなる。
大人になってから視力を失うと、聴覚が発達する。
普通の人が聞けない音を聞くことができたり、話し声を4倍速にしても聞き分けることができる人がいる。
なるほど。よくわかりました。
いわゆる難聴は治らないけど、大きな音を避けたりすることで進行を遅らせることは可能。
脳の聴覚部分は鍛えることができるけど、具体的なトレーニング方法は不明。
目隠しをするなんていいのかもね。