マラソントレーニング方法について、ずーーーーと考えています。
そこで思い出したことがあります。
10年前のことです。
いつも友人たちとレースに出ていたのですが、基本的に負けたことがなかったのです。ところが一度、友人の一人にハーフでぶち抜かれたのです。
その時のタイムは私が1:35でそんなに悪くなかったのです。その友人は1:30でベストでした。
レース後に、どうしてそんなに早くなったのかと聞くと、毎日、通勤で自転車に乗っているとのこと。途中に1kmのきつい上り坂があり、それを登っているだけとのことでした。たった5分程度
えっつ？それだけ？
その後、その友人は会社から公共交通機関を使うように指導され（定期代をナイナイしていた）、自転車通勤を辞め、タイムも平凡なものになっていきました。
これは考えてみれば衝撃的です。
たった5分程度のトレーニングで1:30のハーフが速くなっている！
でも、この出来事はすっかり私の頭から消え失せていました。
最近、私はジムで12分間走を続けています。
ビルドアップ走と言って、最初は10km/hで走り始め1分毎に0.5km/hづつ上げて12分走ります。この方法は心肺機能を上げるのに効果的とされています。
ゆっくり走ることができない私にはぴったり。毎日続けられます。
2年前は8km/hスタートがやっとの状態でしたが、最近は10.5km/hスタートまで記録が伸びています。多分、生涯で一番速く走れている気がする。
もしかして、これ、上に書いた友人のエピソードそのものじゃないのかな？
マラソンと言えば、長く走るトレーニングが不可欠なんだけど、私のようにゆっくり走ることができない人は、こういう方法もありではないのか？
一度、ハーフのレースに出てタイムを測ってみようかな。
