幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

子供ってのは複雑で面白い。そして成長を実感

先日、子供が不登校になった話を書きました。 

 

その後、何度か子供の気持ちを聞いていると、硬い表情が徐々に元に戻ってきました。

 

もともと感性が細やかで、もしかしたら私と同じ繊細さんなのかもしれません。

 

てっきりいろいろな窮屈さが嫌なんだろうな。と思っていたんですが、意外だなと感じた部分と、子供の成長を実感したので、記録として書いておきます。

 

どうして学校に行けないのかな?

 

と質問してみると、当初は

「勉強なんてしなくても、べつに構わない。」

「そもそも高校に行かなくたっていい。」

なんて言ってました。

 

家内はその度に大泣きしていましたが、私には、どうも本心でないような気がしていたので、少し待つことにしました。家内には干渉しないようにきつく言っています。

 

そうこうしていると、「学習塾に行きたくないんだ。」と言い始めました。

当初は???でした。

だって学校には行ってないのですが、学習塾には週に数回行ってたからです。

 

どういうことなの?と聞くと。

「最近、塾の仲のいい友人たちが、頭のいいクラスへ変わって行って楽しくなくなった。」

ふーん。そうなんだ。それは寂しいね。

でも、まだ本心が隠れている気がして、それが本当の理由なの?とさらに聞くと。

「塾の先生の小言が嫌なんだ。ちょっと成績が悪いとちくちく言われる。宿題ができてないと嫌味を言われる。あれが耐えられない。」

と泣き始めました。

 

ふーーん。なるほど。

 

自分では塾に行かないとだめだ。という気持ちから、知らないうちに「塾の先生が嫌い」という感情が「不登校」に行き着いてしまったんだ。

 

すごい複雑だけど。この子ならありえる。

 

じゃ塾、辞めよう。と即決。

 

学校に行き始めました。

 

言語化能力が少し拙いなと思ってたのですが、こんな複雑な感情をきちんと自分で言えたことにびっくりです。

 

なんか一安心ですね。

雨降って地固まる。