幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

繊細さんに長所はあるの?

以前から思っていたのですが、繊細さんであるということは、気を使いすぎて幸福を感じることが少なように思います。

 

つまり鈍感な人のほうが、おおらかに幸せに生きることができるんじゃないのか。

 

ということです。

 

まあ一般的にはそうなんだろうなと思います。

 

じゃ繊細さんに長所はあるのか?

 

なんですが、些細なことに気がつく。とか言われているのですが、些細なことを修正してても、鈍感さんには気が付かれないですし、(まあ感謝されることが目的ではないのですが)、なんか自分で勝手に気にして勝手に解決している感があって、自分で穴を掘って、自分で埋めてるような、やるせない気分になります。

 

ところが、今日、本を読んでいて、その長所に気がついてしまいました。

最高のコーチは、教えない。

最高のコーチは、教えない。

 

 なんと野球のコーチングの本です。

 

私は野球オタクですし、コーチングに興味があるので、この本を読んでいるのですが、意外なことに、この中に繊細さんに関することが出てきたんです。

 

野球選手のほとんどはすごい才能の持ち主なので、その勢いだけでプロでも活躍する人はいるのだけど、それは長くは続かない。いずれ壁にぶち当たる。そこで感じること考えることのできる人はそれを乗り越えることができる。

 

という内容です。鈍感さんは、その違和感に気づくことができないので、改善ができないのです。一方、繊細さんは改善点に次々に気が付きます。気がつきやすいので、見えている世界が広い。成長余地が多い。鈍感さんには気が付かない世界に行ける。

 

そのことがいいことかどうかは分かりません。

けど悪い事の多い繊細さんにとって、これは誇れる数少ないものですよね。