ずっと真夜中でいいのに。
というバンドが特集されていました。
再放送あります。
[NHK総合1・東京] 2021年02月06日 午前1:30 ~ 午前2:00 (30分)
SONGSって30分番組と短い上に、3-4曲演奏されるんで、いつも物足りない感じがするんですが、今回の「ずとまよ」は、そもそも情報がほとんどなかったせいか、満足感の高いものでした。
関ジャム的に言えば、絵音以降ですね。
楽曲、PVがいいのはわかってたのですが、ライブも弾けてました。
それより何より圧巻は、これ!
視聴者からの「10年後の願望は?」質問に、ACAねさんが回答。
「いつも音楽を作るにあたって恥ずかしいっていう気持ちとか、痛い醜い自分みたいなところから湧いてくるじゃないですか。そういう吐露が…」
「だから10年経って、ずっと真夜中でいいのに。っていうバンド名がもっと恥ずかしく、より恥ずかしく感じて、その時によりまた良い曲が作れるような気がして…。だからこの名前に縛られていきたいなって思いますし、ずっと恥ずかしさと自分を疑う気持ちを忘れず、どんな形でも作っていけたらいいなと思います」
これ普通のミュージシャンの回答じゃない!
ちょっとした名言になるかも。
こんなに深く正直なひりひりした気持ちを、すごく短い回答で答えているというだけでもすごい。最近のミュージシャンの言語表現力はすばらしいですね。
私は、彼らより数十年長く日本語を使っているのですが、まだこんなもんで恥ずかしい。
歌詞といえば
髙野健(集英社「週刊少年ジャンプ」編集部)さんから、有名漫画家に通じる言葉の使い方が素晴らしいとのメッセージがありました。
今回、4人の著名人からのメッセージがあったのですが、その人選もすごい。
川谷絵音、志尊淳、シルクロード(Fischer’s)、髙野健(集英社「週刊少年ジャンプ」編集部)
YouTuberや、漫画雑誌編集者って、今っぽい。
一昔前には考えられなかった。
だからこそ、この番組が抜群におもしろかったのかも。
企画、構成の勝利ですね。
川谷絵音さんのメッセージも愛にあふれていてよかったです。
再放送あります。必見ですよ。
[NHK総合1・東京] 2021年02月06日 午前1:30 ~ 午前2:00 (30分)