幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

あなたは困っている人のために犯罪を犯すことができますか?

この番組は衝撃です。絶対、見たほうがいいです。

 

これ、ほんとに現実の話なのか?って思いました。

www.nhk.jp

再放送あります。

BS世界のドキュメンタリー 選「バイヤーズクラブ いのち救う薬を求めて」

 (NHKBS1)4月5日(月)午後3:05~午後3:50(45分)

 

ギリアド社が開発したC型肝炎治療薬、ソバルディはめちゃくちゃ効く上に飲み薬!先進国では800万円以上!このため先進国のC型肝炎患者の多くが薬が買えなくて治療できずに苦しんでいる。これが批判されて途上国では9万円でジェネリックで手に入るようになった。そこで違法だが途上国で入手し輸入して先進国の人々に届ける「バイヤーズクラブ」を開始した人がいる。ギリアド社はバイヤーズクラブを邪魔する。

 

 

ギリアド社と言えば、コロナ治療薬のレムデシビルも作っている会社です。このC型肝炎で評判を落としたので、コロナでは挽回のためにレムデシビルを無料で配ったりしていました。でもこんな悪どいとは知りませんでした。

 

それにしてもバイヤーズクラブをやっている人は本当にすばらしい。

困っている人がいるということだけで違法な個人輸入をしている。すごい。真似できない。もしかしたら捕まってしまうかもしれないリスクを抱えて頑張っている。普通、困っている人がいるからと言って犯罪を犯す気にはならないです。

 

この法律は、個人の使用に限って輸入することができるが商売をしてはいけない。というもので、患者さん自身が途上国に買いに行けば問題ないのだと思いますが、そういうわけには行かない。だからバイヤーズクラブが現地の人を雇って、薬を買いに行ってもらい、患者さんに発送している。

 

やっぱこの法律は製薬会社の利益を守るものだと思います。

 

会社は薬の研究開発に多額のお金を使っているのでしょうけど。だからこそこういう法律で会社を守らないと、多くの会社が潰れてしまうのかもしれません。

この辺は、売れたタレントを安く長期に契約し続ける芸能事務所問題にそっくり。

 

でもね。ギリアド社は死ぬほど儲けている。その一方、困っている患者がたくさんいる。

 

完全に法律が間違っているよね。

 

こういうことってなんとかならないんでしょうか。