幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

生産性が全てではない。

数十年前、大学受験に失敗し、浪人した時、毎日のように新聞広告でアルバイト先を探していました。

 

浪人生なのでバイトができる分際でもないのに。

すごく社会から置いてけぼりを食った気がした。

生産性のない人間になった気分になりました。

 

それまで、なーーんも考えてない、ただの高校生だったのに、

浪人が決まってから、突然、社会のお荷物になってしまった気がした。

 

早く大学に合格しないとって焦りました。

無事、翌年、志望校に入れたのだけど。

 

私は、自分の根底に、生産性がないものは社会にとって意味がない。と思い込んでるのかもしれません。

 

でもよくよく考えて見れば、社会には生産性のない人もたくさんいる。

みんなで助け合ってるわけです。お互い様。

 

実際に、私自身は、この生産性のない1年の後、社会にある程度、貢献ができました。

私にとっても、社会にとっても、この1年は、非常に重要だったんです。

目には見えないけれど。

 

送りバンドのようなもの。犠打1。

その後の得点に繋がった。

 

この経験は、得点につながったこと以上に、自分にとって良かったことです。

 

結局、生産性なんてただの結果。

生産性がない人になる可能性もあった。

今、生産性のない人でも、何かのきっかけで大量得点になることだって十分ありえるんです。

それは運次第なんだよな。

 

そういうことがわかっただけでも、あの生産性のない一年は全然無駄じゃなかった。