これ、ホントなのか?!っていうドキュメンタリーってたまにあります。
これもそうだった。
再放送あります。
BS世界のドキュメンタリー 選「サーカス・カトマンズ 少女たちの再起」 (NHKBS1)12月6日(月)午後3:05~午後3:50(45分)
映画にもなっていました。
毎年、約1万人の女性と子どもが、ネパールからインドへ売られているそうです。多くはサーカスに売られているらしい。
びっくり!
21世紀ですよ!!
世界で最悪状況。
知らなかった。なんで。しかもなぜネパール?
しかしこの悲惨な状況を何とかしようとする救出チームがあります。
とある村で誘拐された女性を、20年ぶりにサーカスに救出しに行くと。
「私は教育を受けていない。サーカス以外に働けない。」
というのが最初の言葉。
説得して救出するが、シェルターでは、
「実家は貧しく家族と一緒に暮らせない。息子の教育が1番心配。サーカスにいたほうが幸せだった。」
そーゆーもんなんだな。リアルで胸が痛い。私からすると自由になれたんだからその方がいいじゃん。って思うのだけど、そんな単純な絵空事ではないんだ。ちょっと想像できない。
しかし彼女は徐々に気力を取り戻していく。
最初に仕事として思いついたのが、サーカスをも一度すること。
シェルターには自分も含めてサーカスから来た子供が多い。
ネパールのサーカス、サーカス・カトマンズ結成。
しかしネパールでは、サーカスは誘拐というイメージで人気がない。
でも徐々に人気が出てきて、ドバイにも行くようになる。
ドバイでは、多くの世界のパファーマーたちに出会い、彼らが尊敬されていることに驚く。そしてサーカスに真剣に取り組む。
ネパールでは、みんな知らないから誘拐されてしまう。それをサーカス劇で知らせることで誘拐をなくす取り組みを始める。
絵に描いたような成功。すばらしいですね。
映画になるのもわかる。
見事なサクセスストーリーでした。
気になったこと。
貧しいネパールの村でも、みんな携帯電話を持っている。
多くの人は文盲だと思うのだけど、電話としてのみ使っているんだろうか?
それとも音声読み上げで情報を得ているのだろうか?
誰か知っている人いたら教えて下さい。