学生時代の記事を書いてて思い出したことがあります。
私のテニスプレイスタイルは全力フルスイングショットです。
そうしないと、勝ちたいという気持ちに負けてしまい、ビビって手が震えプレイが小さくなってしまう。そうするとボールがコントロールできなくなる。
だからこそ、メンタルの影響が最も少ない、全力フルスイングショットをし続けていました。頭悪いテニスとよく言われました。
でも学生時代の最後の最後。団体決勝戦の一戦は忘れられないものになりました。
私の調子が悪いときは全力ショットがオーバーミスしてしまうことでした。
でもその日は私のショットがすべて、ライン内側に入ってました。
つまり絶好調だったのです。
でもその試合はボロ負けしてしまったのです。
終わった後に相手に言われた一言。
「いつものように全力ショットしてくると思ってた。そうだったらかなり手こずったと思う。」
???
私は全力ショットしていたのです。
なんで?
そこで、気がついたのです。
最後の決勝戦ということで、知らないうちに全力ショットになっていなかったのです。
スイングスピードはいつも通りだったのですが、無意識にインパクトを薄くして、よりスピンに力を移行してしまってたのです。
おかげでいつもよりミスは減っていたのですが、その分、普通のプレーヤーになってしまったのです。
なんだよー。早く言ってくれよー。
もっといい試合ができてたはずなのにー。
この時の経験が、その後の人生に活かせました。
と言いたいところだったのですが、もともとぼんやりした性格なので、その後も続きました。
最大のものは、好きな女性のことだったのですが、言えないので墓場まで持っていきます。