ドキュメンタリー感想シリーズです。
これまたすごいやつ。
ゴッドハンド 闇より来たる修復師
“禁断”とも呼べる技がある。修復師・繭山浩司。どんなに割れたやきものでも、まるで傷などなかったように直してしまう。人目を忍び、技を磨き続けてきた親子三代の物語。
国宝級の宝物の修復をする人です。
すごい技です。粉々になった焼き物を傷一つないかのように修復してしまう。
面白いのは、かつて修復されたものは価値が下がるので、修復師自体が影の存在だったとう歴史。これはヨーロッパの絵画修復師と大きく違うところですね。現代になり、そのすごさが知られ、国から賞をもらうようになり、世にでてきた。
中国の有名な壺の修復では、すでに修復されていたが、取っ手の部分がどうみても違和感があるので、その類似した壺を研究して、想像で取っ手の形を考え創作した。こうなると修復以上の才能。これはすごく高価な修復。
爆笑問題の太田さんが向田邦子さんの形見分けでいただいた湯呑の修復をこの修復師にお願いした。
これはそんなに高いものではなさそうだけど、太田さんにとっては、ものすごく貴重なもの。
それでもこの修復師は全力の技で修復した。これぞプロ。
これも、そのうちに再放送されるに違いありません。
また再放送決まればツイッターで流します。