幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

都立美術館に行ってきて感じたこと

夏休み恒例美術館めぐりです。

 

これ

www.ntv.co.jp

 

そもそもなんでボストン?って疑問がありませんか?

そりゃ有名な大学がある街だからなんでしょうけど、アメリカって歴史が浅いから、こういう美術館に展示できる作品ってヨーロッパほど多くないはず。

ヨーロッパの各国は、一世を風靡した時代がそれぞれあるので、そのときに世界中の美術品を集めまくった歴史があります。

アメリカがこの世を謳歌したのは、第一次世界大戦後。戦火から離れていたので、実質被害0で2つの世界大戦を終えた上、戦勝国。この時の戦利品ってこと。

 

なので今回の展示物の多くは日本やアジアのものが多かったです。選考者が日本のものを多く選んだのかもしれません。でもボストン所蔵の有名な北斎作品はありませんでした。

平家物語だとか、「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」の安倍仲麿の絵巻なんかもありました。

どうみても、これは返してもらわないとね。

日本って戦敗国だったことを実感。

印象的な作品が多いだけに、釈然としませんでした。

 

時間があったのでついでに隣の展覧会にも入りました。

フィン・ユールとデンマークの椅子

https://www.tobikan.jp/finnjuhl/

 

これなかなか良かったです。

おすすめ。