この番組、めっちゃ勉強になりました。
このシリーズ、ちきりんさんも大好きでちきりんいちおしマークまでついている。
こんなのもあります。
12/28AM8:05 NHKラジオです。
さらに、映像の世紀ファンによる映像の世紀ファンのためのラジオの放送が決定。その名も『映像の世紀を語るラジオ』です。
— 映像の世紀バタフライエフェクト (@nhk_butterfly) 2023年12月25日
📻29日(金)午前8:05[R1]
今晩放送する3本について、#映像の世紀 をこよなく愛する東野幸治さん&社会派ブロガーちきりんさん&番組Pが語ります。https://t.co/eXCwKBZ0tj pic.twitter.com/jnK8qIqNsw
さてこの番組ですが。
イギリスの二枚舌外交(サイクスピコ条約)で、騙されたアラブ人とユダヤ人が争い始めて、100年経った今、ガザ侵攻に繋がっている。
という理解でした。
でももっと複雑だったことに気が付きました。
もともとはアラブ人とユダヤ人は、エルサレムでの共存を望んでいた。ってことも初めて知りました。
じゃ、そのままでよかったじゃん。イギリスってほんとやっかいなことしたね。
そこから争いが始まった。
そこまでは理解した。でもそこからなんと日本人が絡んでくる。これ。
日本赤軍の3人(一人は京大生!)がテロ事件、一般人を射殺する事件を起こし、自爆死する。
これでアラブ人の英雄となり、イスラム教で禁じられている自殺が名誉なものに変化するきっかけを作った。
まじか。日本のエリートがすごい事件を起こすってオウム事件に似てる。
それがオイルショック、911事件、ガザ侵攻にまで行き着くんだ。
100年前、アラビアのロレンスは、図らずもアラブ人を騙してイギリスの英雄になったが、後半生は後悔の連続だった。
アラブ人とユダヤ人の共存を望んでいたが結局それは果たされることがなかった。
そしてそのロレンスが引き起こしてしまったボタンの掛け違いは今だに大きな影響を残している。
まさにバタフライ・エフェクト。
自分の何気ない行動が100年後の紛争に繋がったら嫌だな。
見終わって気がついたけど、映像が残っているから、後になっていろいろ検証できているんだよね。映像がなかったら、後に出てきた統治者が歴史を書き換えてしまう。映像ってメディアはでかいな。