これ見てきました。
本場のミュージカルが日本で楽しめるってこと自体すごいことなのに。
このホールの音響もすばらしいです。
でも空席がありました。もったいない。
全日本人はみるべき。
コーラスラインって、超有名だけど、
1975年初演っていうのを感じさせない、差別とか多様性、格差などの問題を含んでいるところ。ジェンダー問題などは近年、進んでいると思ってたけど、結局、そういう問題の本質は変わってないってことなのかな。
そしてこのストーリーの素晴らしいところは、いわゆるわかりやすい起承転結パターンではなくて、たくさんのキャラクターがそれぞれのストーリーを語りあうことで、一つの物語が作られていること。
こんなことを言うのはおこがましいけど、僕の目標は「カラマーゾフの兄弟」。様々な人物が出てきて、それぞれの物語を持ち寄り、それが複合的に絡み合って発熱し、新しい価値が生まれる。読者はそれを同時に目撃することができる。それが僕の考える「総合小説」です。むずかしいけどね。
— 村上春樹のつぶやきbot (@EssentialWord1) 2022年8月20日
これは、先日のドライブ・マイ・カーも同じ。
歌も踊りも超一流。あれを見たら必ず何かを感じると思います。
ブロードウエイ、アメリカは、コーラスラインを誇りに思っていて、これを大事に育てていくという決意を感じました。
今ならチケットが手に入ります。見ていない人はぜひ。