幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

アメリカってあれだけすごい国なのに、わけのわからない大統領が出てきたり、意外とアホなことやったりするんだな。

かつて起こった事件の検証ドキュメンタリーって、今さらって感じがして、あまり見てなかったんです。

現在進行型のコロナ問題とかのほうが大切かと思ってました。

でも、時間を経てないので、問題の設定自体がよくわからないし、正解がなくて、結局よーわからんって感じになるなとも思ってました。

そう考えると、かつて起こった事件の検証ドキュメンタリーのほうが、答え合わせの見方ができるので、より論理的に見れるかもしれません。

 

これは2003年のイラク戦争の前後のイラクのドキュメンタリーです。

 

www.nhk.jp

イラク崩壊・政治の舞台裏」
長年の戦争と混乱の末、破壊しつくされたイラクイラク国民を見殺しにする可能性が指摘されていたにも関わらず、戦争と経済封鎖が断行された経緯が明らかになった。

長年の戦争と混乱の末、破壊しつくされたイラク。社会インフラを徹底的に破壊され、経済封鎖という形で世界から切り離された。番組では仏・米・英の政権の中枢にいた政治家とアメリカの研究者が証言。イラク国民を見殺しにする可能性が指摘されていたにも関わらず、イラクとの戦争および経済封鎖が断行された経緯が明らかになった。 原題:IRAQDESTRUCTION OF A NATION(フランス 2021年)

 

私の拙い理解では

2003年のイラク戦争って大量破壊兵器イラクにあるからアメリカが戦争をした。でも大量破壊兵器がみつからなくてアメリカが批判されている。

ということでした。

アメリカってたまにこういう傲慢なところがありますよね。

 

今回、一番びっくりしたのは、アメリカが戦争をするために、身内のイラク人に

イラク軍が保育器に入っている新生児を出してしまったため冷たくなって床で死んでしまった。」

という涙ながらの嘘証言をさせたというところです。

まじか。こいつらほんとイッテんな。

 

なんで後で嘘とわかることをやっちゃうんでしょう。

ばれないとでも思ったのかな。それとも戦争するためにはこれしかなかったのか。

でも嘘がバレた時のダメージは大きい。やっぱリスクに見合わない。

 

正義のアメリカを標榜していて、こんなのやってたら誰からも信用されないっしょ。散々、他国のテロ映画作ってて、これを映画化しないのは病だよな。

 

その後も経済制裁という名のもとに、輸入制限したんだけど、塩素やワクチンまで輸入禁止にしたんで、一般市民が汚染された水を使うことになり、コレラなどの伝染病で多くの一般市民が亡くなった。

 

ステルス戦闘機でピンポイント攻撃するので一般市民は被害を受けない。(実は一般市民も多く攻撃で亡くなっている)

と偉そうに言ってたけど、経済制裁で一般市民をたくさん殺してるやん。

こんなことしてたら、またテロ攻撃されるよ。

 

これフランスのTV局のものなんですが、フランス政府への批判も辛辣です。

こういうところはフランスの健全さ。そしてアメリカの不健全さ。

 

アメリカってあれだけすごい国なのに、わけのわからない大統領が出てきたり、意外とアホなことやったりするんだな。

歴史を見ればいろんなことがわかるな。