米関連のドキュメンタリー2つ を見ました。
食べる方の米。
小学生の頃、給食が米になって、嬉しかったことを覚えてます。
パッサパサのコッペパンが嫌いでした。
今から考えれば、アメリカの政策だったんですよね。
朝鮮戦争が終わって、大量の小麦が余った。それで海外に売り込むことになった。日本はアメリカの言うことはなんでも聞くし、そもそも人口は爆発しているし、貧しいのでいくらでも消費してもらえた。
給食にパンを導入すると、小麦は消費できるし、パン食文化が広まり、いつまでもパンを消費してくれるという計算。ほんとにその狙い通りになった。
その後、米農家の巻き返しが始まる。米の価格統制が行われ、流通もコントロールされるようになった。米輸入反対運動や、不買運動などがあったなあ。
そして現在、米農家の減少で米が足りなくなりつつあるらしい。
それって本当?
人口は減っているし、米食が増えている感じはしない。
米価格がもし上がれば、米農家が増える要因にならないのかな。
一時期、米輸入していたけど、どうなったんだろう?
数十年前、鯖江市の米農家の取材されていたけど、鯖江市は今はメガネの町ですよね。米がダメになったから町ごと産業変換したのかな。調べたけど、そのへんの経緯はよくわからない。少なくとも鯖江市は生まれ変わって、地方都市としては勝ち組のように見えます。
NHKスペシャル シリーズ 食の“防衛線” 第1回「主食コメ・忍び寄る危機」
食卓のかげの星条旗 〜米と小麦の戦後史〜