幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

みなさんのコメントで驚いたこと

先日の私の記事について、ご意見ありがとうございます。

記事コメント、ツイッター、直接などなど。

yoshimor.hatenadiary.jp

 

様々な方からの意見を直接聞ける機会って、私には貴重ですので、何度も読み返してます。

 

今回のものは、私の感想と、皆様のものが、かなり違っていて驚いたので記録しておこうと思いました。

 

この記事では、二人の女性が騙されて殺人犯になってしまったこと。金正男がお金のために危険を犯したこと。を指摘しました。

 

まず二人の女性

私はこの二人はどうしたらよかったんだろうか?と考えました。

もしお金に困っていなければ、こんなことに巻き込まれなかったかもしれない。

北朝鮮スパイたちが、長期間、巧妙に仕組んだ罠から逃れるチャンスはほぼなかった。

彼女たちでなければ、他に騙される人はいくらでもいるでしょう。

私が、ベトナムインドネシアの普通の家庭に生まれていたら、彼女たちと同じ立場になっていただろう。抗うすべがない。

お金に困っていた成功を夢見る純粋な女性が、巨悪に騙された。

自己責任論って気持ちがいいのだけど、彼女たちには過酷すぎる気がします。

 

そして金正男

彼は正当な後継者でした。それほど優秀でなくても世襲でトップになれたはずです。

馬鹿なことをしなければ。

もし馬鹿なことをするとしてもトップになってからすればいいだけの話です。しばらく我慢すればいいだけ。No.1を目指すNo.2のすべきことは「No.1を裏切るのは最後の一回だけ」というのが鉄則です。No.2の間に裏切ってしまっては意味がありません。

失脚した後も、「自分が正当な後継者だ」などと現政権に脅威を与えて、命を狙われることになりました。そしてお金に困ってわざわざ危険なクアラルンプールへ行って殺されたのです。

すべてを支配できるNo.2が、幼児性を抑えきれず失脚し、さらに最悪手を打って殺された。

実行犯の女性と比べると、あほさ加減が抜きん出ています。

私にすれば、あほかと。こっちこそ自業自得、自己責任だと思うのです。

そう思ったからこそ、記事では、対象的に書いたつもりだったんです。

 

でもコメントは全然違った。

 

 

以前にも語ったように私には判官びいき傾向があります。

金持ちより困っている人、権力者よりそうでない人に親和性があります。

その私が、最近、どんどん優しくない社会になってきたなと感じた出来事でした。